危険！！玄米菜食

こんにちは。
アロマと栄養のサロン「シャンティ」の町田です。

玄米って体に良いと思って食べている方は多いと思います。

昔、「江戸わずらい」という病気がありました。今でいう脚気です。
脚気は、ビタミンB1欠乏によって末梢神経障害と心不全をきたす疾患です。

あわやひえなどの雑穀や玄米から、精米した白米中心の食事に代わったためビタミンが不足するようになったのです。

白米を山盛り食べておかずは少し、当時はこれが江戸っ子の食事だったようですが、これが病気を悪化させる原因となりました。

今でもこういう人結構いそうですね。ご飯にふりかけのみとか(^_^;)

玄米は非常に栄養価が高いというメリットがあるのですが、一方でデメリットがあり、消化が悪いということと、フィチン酸が鉄をからめとって出してしまうということ、さらには農薬に暴露されやすいということがあります。

玄米菜食主義の方は特に気をつけてくださいね。ビタミンB1は豚肉などに多く含まれますので、肉を食べないとビタミンＢ不足になるとともに鉄不足にもなりやすくなります。

ですので、玄米オンリーというのはなるべく避けて、白米に混ぜるなどしてもらうと良いと思います。また、たまに食べるぶんには問題ないです。

我が家も白米に少し玄米を混ぜて炊いています。